10月第一週の土日、本来家庭の行事を予定していたのだが直前になってキャンセル。やることもなくなったのでキャンプに行くかと思い、しばらく訪問していなかったこちらを調べてみるとまだ空きがありそう。
家にいても閉じこもって酒を飲むだけで終わりそうなので、さっそく予約を取って当日を迎えます。

自宅のある越谷を出発し、国道4号バイパスを北上。小田林(西)交差点を右折して国道50号を水戸方面へ進行。セブンイレブン 桜川長方店で朝食と小休止を入れました。
時刻は8時半。道中、筑波山や加波山の山頂付近にかかる傘雲が気になっていました。天気予報では午後から笠間市は雨の予報。設営完了まで降らなければ良いなと思いながら再出発。

国道50号を再び水戸方面へ。笠間市内に入ると天気は持ち直しており、直射日光下だと少々暑い。時間にかなり余裕があるので、買い物前に公園でも見に行こうと思い、笠間つつじ公園へ。
以前、笠間城跡を見に行った時、こちらへは足を延ばさなかったことを思い出し、今回訪問した次第。




駐車場に車を止め、つつじの木が植えられた斜面を登っていくと頂上に座頭市の碑なるものが。座頭市は小説の主人公ですが、笠間出身という設定らしい。



頂上付近は平らにならされた上に芝生が植えられており、キャンプサイトとして運営しているようです。立派なトイレもあり、眺望も良い。

サイト内車の侵入禁止ですが、これは通路上なのでセーフという判断なのでしょうか?ここを利用したことはないので判りません。いずれにしても、通路上に車が止まっていては他の利用者は困ると思います。

身代わり観音様。後ろの建物は展望台のようですが、件のキャンプ場利用者が近くにいるので上がりませんでした。(この写真だと、やはり芝生に乗り上げてるように見える)


至る所につつじの木が植えられており、GWの時期にはさぞかし混むことでしょう。そんなことを考えながら斜面を下り、駐車場に戻りました。
買い物の為、いつものスーパーに移動。

笠間稲荷前の門前通りを通って、カスミ 笠間店に到着。食材とお酒を購入。クーラーバックに収納後、隣のコメリへ車を移動し、CB缶3本とサンダルを買って出発。

キャンプ場のチェックイン時間まで間があったので、いつものように笠間芸術の森公園で時間調整しようと向かったのですが、どうも様子がおかしい。
この公園は小高い丘の上にあるので、車で向かうと坂を上っていくことになるのですが、明らかに普段見ないような人数の歩行者が歩いている。
嫌な予感がしたのですが、そのまま進むと途中の空き地にはガードマンが立っており臨時駐車場と書かれている(しかも有料)。
今更引き返すこともできないので、そのまま笠間芸術の森公園 東駐車場に500円払って駐車。
ちょうどかさま新栗まつりが開催されていたようで、園内は御覧の通りのあり様。
人混みが大嫌いなので気が進まなかったのですが、駐車場代もかかっているので出店を見て回りました。
大体は栗を使った料理の屋台で、モンブランを売っている屋台には軒並み行列ができている。
他には炊き込みご飯やら何やら。
甘いケーキに興味はなく食材も購入済みなので、食べ物は総スルーし、陶器を売っていた屋台で湯呑を一つ購入して撤退しました。

公園の駐車場から5分ほど車を走らせて沓吾郎キャンプさんに到着。いつもは管理棟近くの林の中に陣取るのですが、今回は気分を変えて入り口から見て左側の急坂の上に登ってみました。
サイトは「け」を選択。直火エリアも気になったのですが、天候が悪そうなのと人がたくさん入ってきそうだったので除外。
DDタープ3.5×3.5をビークティピーで設営。パスファインダーと悩んだのですが、それ程強く雨は降らないだろうという希望的観測からこの張り方を選択。
ちなみに、天候は設営開始時からすでに小雨が降り始めているという状況でした。

寝具の運び込みを後回しにして油分とアルコールの補給。雨の様子を見ながら、止んだ瞬間を狙って寝具を運び込みました。ほろ酔い加減になったところで幕内に引きこもり、ごろ寝。
天候は小雨が降り続き、時折強くなる瞬間がある程度。風は無かったのですが、焚火は早々に諦めて道具も車から降ろしませんでした。

かさま新くりまつりの屋台で見つけた笠間焼の湯呑。作られたご本人が売られていました。暗い場所で撮ったので写真ではよく判らなくなっていますが、青地に金の割と派手目の模様になっています。
割れ物をキャンプに持ち出すのは勇気がいるので、これは自宅で使うことになるかもしれません。

夕方になり、食事の準備を始める。弱い雨が降り続いていたので、若干幕内に引き気味で。
少々窮屈になるので、今回はイワタニのシングルバーナーで済ませました。

浅漬けと日本酒。

炊飯が終わったのでバーナーから飯盒を下ろし、偽スキレットに交換。おさかなハンバーグなるものを買ったので、表書きを参考に両面に焼き色を付けて食べる。

カレーを温めなおして締め。残したカレーと白米、食器類は車に収納。雨音を聞きながら幕内で過ごし、眠くなったところで就寝。

翌朝は5時に起床。空はどんよりとした雲に覆われています。雨は完全に止んでおり、風は無風。
焚火をするか迷ったのですが、周辺のサイトに結構な数のお客さんが入っていたので、早朝から音を立てるのもと思い断念。

昨晩のカレーと豆乳で朝食。

トイレや洗い場が管理棟にしかないので、その周りはやはり混みます。静かに過ごしたい場合はやはり、坂の下寄りを選択したほうが良さそうです。

チェックインのたびに注意される「問題のある坂」。確かに勾配や曲がりが急で幅員も狭く大型車では厳しそうなのですが、これぐらいの坂は他のキャンプ場でも見かけることはあります。
ゆっくり慌てずに登れば問題ありません。

いつもここに来るたびに「入り口に何かあるなあ」と思っていたのですが、まじまじと観察するのは今回が初めて。一応、一時的な駐車スペースのようになっており、左の箱状のものはダミーの井戸です。

井戸のアップ。



急な斜面を段々状にならして小さなサイトをたくさん配置しているレイアウト。高低差で他者の視線を切っているので、うまいやり方だなとは思います。ただ一部、サイトと駐車スペースとの組み合わせがわかり辛いところがあったり、導線が不明なところもあるのですが。
駐車スペースに関しては、よほど混雑していなければ相談に乗っていただけるような気はします。

実はここのキャンプ場、携帯の電波が入り辛いです。動画の視聴が厳しかったのでラジオを聞いて過ごしていました。一応、スピーカー禁止では無いのですが、音量には注意しましょう。
いつものようにコーヒーを淹れ、一服してから撤収開始。

8時過ぎ撤収完了。高速で帰ろうと思い、道の駅かさまに寄ったのですが…

遠目でもわかる混雑ぶり(開店前)。施設がある敷地内の駐車場は満車。道の反対側の駐車場に入り、警備員さんの誘導で駐車場枠外のゼブラゾーンにどうにか停まれた。
いくつかあるモンブランの屋台の前に行列が出来ており、駐車できない車がぐるぐる回ってさまよっている状況。
こんな状況なので、トイレを済ませてすぐに退散。友部ICへ向かう間もここへ向かう車で対向車線は激しい渋滞が起きていた。
これは栗まつりは関係なさそうなので、笠間に来る時は一般道(国道4号~国道50号)で来た方が良さそうな気がしている。
友部IC~常磐道~柏ICから一般道へ(外環走りたくない病継続中)。国道16号をしばらく走り、松伏を抜けて帰宅。
次週の三連休はグループキャンプなので、記事にはしない予定。
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