前記事で近場のキャンプ場を探すようなことを書いていましたが、なかなか見つからず。
訪問済みで一番近いキャンプ場は手賀沼ですが、5月に訪問したばかり。
埼玉県内では飯能辺りにもありそうなのですが、ちょうど空きも無く。
千葉方面で頻繁に訪問している鋸南では、いつものクラゲが空いておらず。(新エリアが出来たようなので様子を見に行こうかと思ったのですが、ファミリー向けなように見えたので思いとどまる)
なっぷで色々調べているうちに、勝浦手前の大多喜町でこのキャンプ場を発見。
どちらかと言えば外房よりなので、決して近くは無いのですが、ソロプランも用意されているようなので訪問することに。

普段通りのルーティンで、給油後荷物を積み込んで自宅を出発。前々回、重めの渋滞に嵌った記憶があった為早めに出発したところ、国道357号と国道14号の合流地点以外は殆ど詰まらず、休憩地点のセブン-イレブン 千葉塩田町店に到着した。
埼玉方面から一般道で内房(鋸南方面)、外房(勝浦方面)どちらに向かう場合でも、このコンビニの先にある市原埠頭入口交差点を通過するため、ちょうどよい休憩地になっています。
食事とトイレ休憩を取り出発。

前述の市原埠頭入口交差点を左折し国道297号(大多喜街道)を南下します。市街地あり、山道ありの片側一車線道路をゆっくりと進行。ゴルフ場密集エリアを過ぎると九十九折の坂道を下って大多喜町へ。再び市街地を走ってコメリハード&グリーン大多喜店に到着。
キャンプ用の扇風機(クレイモア)の三脚の足に抜け癖が付いてしまったため、固定するための接着剤を購入。CB缶を購入したく、店内をうろつくが見つからない。
仕方が無いので、下着類を数点購入して店を出る。
車に乗り込み、道の反対側にあるショッピングモールの駐車場に移動。テナントで入っているいなげやで食材とお酒を購入。CD缶も見つけてこちらで買いました。
食材をクーラーバックに入れて、再び大多喜街道を南下。

ここまでほぼ渋滞にはまらなかった為、時間調整が必要になっています。
一旦、道の駅 たけゆらの里おおたきに寄って時間を潰すことに。
この写真を撮った時には気づいていませんでしたが、2台横のプリウスと軽トラックが接触事故を起こしていました。プリウスの前方は軽自動車用専用の駐車スペースになっており、軽トラックが出庫しようとしてバックし、プリウスの前面に衝突したものと思われます(私が着いた時にはこの状況だったので、推測ですが)
バンパーがほぼ脱落しているのでプリウスは自走できず、キャリアカーに積まれて運ばれていきました。
そんな騒動を横目に見ながら直売所で買い物などしながら時間を潰し、キャンプ場に向かいます。

道の駅からしばらく南下。キャンプ場への小さなの目印が有る交差点を左折しますが、曲がった先は完全な農道です。道幅は普通車一台が通れる程度。対向車が来た場合、どちらかが数か所ある交差路まで後退しないとすれ違いが出来ません。今回は運よく対向車が来なかった為、すんなりと管理棟まで到着。
チェックイン時刻まで少し時間があり、管理人さんも見当たらなかったので辺りを見回ることに。

大多喜町は筍や竹細工が名産のようで、このキャンプ場も半分近くが竹林に囲まれています。

なかなかのワイルドさです。わが心のふるさとを彷彿とさせます。

道の反対側は広い芝生のサイトになっています。
管理棟近くをふらふらしているうちに、管理人さんに声をかけられてチェックインしました。
料金は現地払い。引き換えに蚊取り線香2巻きとゴミ袋を頂きました。
最大18組まで受け入れるようですが、今日は4組しか予約が無いとのこと。サイトも厳密に区切られたり、予約ごとに振り分けているわけでもないので、先着順に好きな場所に設営して良いと言われました。
管理人さんと反対側のサイトを見たとき、左奥に大きな木陰のエリアがあったのでそこでやりますと宣言して車を移動。

大きく枝の張り出している木が数本生えている為、車の奥のかなり広いスペースが日陰になっています。日陰部分に芝生は植えられておらず、ぬかるみにならないよう薄く砕石が敷かれていました。

雨の心配もなく風も微風だった為、タープやキャノピーも省略して設営。
地面部分をあまり気にしていなかったのですが、竹の根が地表から出ている部分がちょうど寝床にあたり、薄いマットでは段差を吸収しきれず。寝る向きを変えてどうにかかわしましたが、今回は失敗です。

ポールを立てなかったので、オニヤンマ君を適当な場所につるす。翌朝、トンボの死体と思われたのか、大量の蟻にたかられていました。

最近、30℃越えが当たり前になっているので、27℃だと涼しく感じます。日陰にいるというのが大きそうですが。いつものように油分とアルコールの補給を。昼食を取っていませんがお腹が減りません。そのままテントにこもって昼寝。


サイトの周辺の様子。竹の柵の向こう側はキャンプ場に入ってくる道です。

前方の竹林の向こう側、一段下がった場所も切り開かれてサイトになっている様子。今回はどなたも入られませんでした。

私の設営した場所の背面のエリア。この芝生のサイトは大変広く、ファミリー向けのメインサイトなのかもしれません。(案内図など無さそうなので、人の入りによって管理人さんが指示されるのかもしれません)

味噌汁を作りながら炭を起こし始める。


炊飯をしながら飲酒を開始。

炭の火力の確認のため、道の駅で買った丸オクラを焼いてみる。普通のオクラ(角オクラ)に比べて柔らかいらしい。味付けをどうしようか迷った挙句、ふー塩で食べたが、ただの塩の方が良かったかもしれない。

手羽中を焼く。味付けはふー塩。

少し長めに皮を焼いてみる。

18時近いですが、まだ明るい。暗くなる前にランタン点灯。ぶら下げる場所が無かったので、この為だけにトライポッドを組み立てた。
好きな場所に移動できるので、これはこれで便利かもしれない(設営撤収が面倒くさいだけで)

強い風も吹かなかったので焚火でも良かったのですが、手持ちの炭を使い切りたかったので七輪を出してしまった。

真上の様子。今の時期の木の葉の生え方であればタープはいらない。秋以降、落葉し始めると状況は変わるかもしれない。

偽スキレットでハンバーグを焼いてみる。道の駅でローズマリーが売っていたので使ってみた。これが正しい使い方なのか分からない。(というのも、いなげやで買った生ハンバーグにかなり生姜が入っていたようで、焼いている最中から生姜の香りが勝っていた)

残して置いたサラダにハンバーグを乗せ、白米、味噌汁で締め。
野生動物が多そうな雰囲気だったので、食材関係はすべて車に入れてから就寝。
夜中、何度か生き物の気配を感じて目が覚める。たまに、何とも形容しがたい鳴き声が聞こえることも。姿を見たわけではないので特定は出来ませんが、翌朝、芝生の上を走るキョンの姿は見ました。
千葉で何度かキャンプをしていますが、姿をはっきり見たのは初めてです。

翌朝4時半、鳥の声で起床。レビューにも書かれていた鶏の鳴き声も聞こえました。半径100m以内に他のお客さんもいないので、早々に朝食の準備を始める。

昨晩残った消し炭に残して置いた炭をすべて追加して火を起こす。
味噌汁、白米はタフまるで再加熱。

思い付きなのですが、塩サバに鉄串を打ち、炭火で焼いてみる。

皮目に包丁を入れて無かったので、縮んで剥がれてしまいましたが、いい塩梅で火は通りました。

本当はサバも昨晩のうちに食べてしまうつもりで買ってきていたのですが、朝食のおかず(納豆等)を買い忘れてしまったので、急遽朝食に回した次第。尾上の七輪でなければ、スキレットで適当に焼いていたかもしれません。(BBQグリルでは火の始末が面倒なので)

食後、食器類を片付け、一時間ほど読書をする。お腹が落ち着いたところでコーヒーを入れた。

のんびり撤収作業を行い、8時少し前に完了。転々と土の盛り上がった箇所があるが、キョンが掘ったものか、イノシシもいるのかもしれません。

撤収後、手を洗うために管理棟横の手洗いに行くと、猫が4~5匹日向ぼっこをしていた。あまり人に慣れている様子はなく、姿を見ると隠れてしまうのだが、この子だけは例外であいさつをしながら寄ってくる。
車に戻り、帰路につく。国道297号を北上、市原鶴舞ICから高速に乗る。ここから、千葉回りかアクアライン経由の二択になるのだが、首都高を走るのが嫌なので千葉回りを選択。
東金JCT~千葉東金道路~千葉東JCT~京葉道路~宮野木JCT~東関東自動車道~高谷JCT~外環道~草加ICまで。京葉道路に入るまでは片側一車線な上にかなりの大回りなのだが、この日は上り方向はガラガラで2時間かからずに自宅に着いてしまった。
次の三連休にふもとっぱらの予約が取れていたのだが、同行者が気温が高いので行かないという判断をしたのでばらした。(ソロで頻繁に行くところでもないので)
ばらした日程で別の場所を予約しています。無事に終われば、またここで報告いたします。
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