前週のキャンプあたりから、明け方はかなり冷え込むことが体感できました。
群馬方面も赤城・榛名より北は冬季は雪中キャンプを余儀なくされるようです。
雪中キャンプを行う装備は持っていませんので、沼田市より北へ行くのは今年最後のチャンスかもと思い、今回はみなかみ町にあるちばむらオートキャンパーズリゾートにお邪魔しました。
事前の走行ルート調査で、一般道を使った場合では自宅からキャンプ場まで寄り道無しで直行しても、4時間かかることが分かっています。
アーリーチェックインのオプションを取ったので、チェックインは11時。
日の出前に行動開始し、給油と荷物の積み込みを済ませ出発。
県道で岩槻方面を目指し、国道16号を左折(早い時間であれば、ナビはこのルートを指示するようです)、国道17号に至り、北上します。
北鴻巣手前でバイパスを進み、いつものコンビニに到着。ここまで渋滞等のトラブルはありません。
小休憩と朝食を取って出発。
国道17号(パイパス)を北上、西別府交差点先の分岐を右へ。上武道路をひたすら北上します。上武道路はかなり交通量の多い幹線道のなのですが、所々車線の減少する箇所があり、合流前後でそれなりに渋滞をおこします。
また、渋川伊香保IC出口付近も慢性的な渋滞。ひたすら我慢の進行です。
国道291号と合流後、交通量はガクンと減るのですが、今度は山間を走る細い道に代わります。
細かいカーブも続くので慎重に運転。
沼田市に入ると道幅も広くなり、走りやすくなります。しばらく進行し、フレッセイ 沼田恩田店に到着。
酒と食材、少量の氷を購入。薪も手持ちがほぼ無くなっていたので、隣のセキチューで一束購入。
車に積み込み、出発。
更に国道17号を進むのですが、チェックインまで30分ほど時間が出来ましたので、事前に目を付けていた赤谷湖に寄り道。公園の駐車場に車を止め、少し歩きます。
生憎の曇り空。天候が良く、もう少し紅葉が進めば絶景になると思われます。
相俣ダム資料館脇の案内図。ダムの仮設展望台に行って見ます。
遊歩道の修繕をしているのでしょうか、そちらは進入禁止となっており、かなりの距離の仮設通路が敷かれています。
本来の通路の手摺を乗り越えるように作られた仮設展望台。大丈夫と分かっていても、上るにはなかなか勇気がいります。
ダム自体も補修工事中と思われる。
下を見れば、なかなかの絶壁。安全帯なしに乗り出す勇気はありません。
ひとまず満足したので駐車場に引き返し、キャンプ場に向かいます。
ほぼ定刻で到着し、チェックイン。ソロキャンプのプランではいくつかのサイトから選択出来るようなのですが、ソロ専用の「だんだん」を選択。
区画境界が今一つ分かりづらいのですが、電源ボックスを目安に車の出し入れが簡単そうな場所に決める。
設営完了。OneTigris CONIFERにタープを合わせてみた。もともとテント自体が左右対称ではないので、タープもなるべく人の視線を遮れるように適当な角度で固定。
見栄えは悪いが実用上は、というやつです。
気温19.7℃。色々補給。カメムシが多いという話しでしたが、設営中に一匹見かけただけで以降姿無し。
そのほかの虫もアブやコバエが1~2匹程度。一応、蚊取り線香は焚いています。
場内、よく整備されていて景観も良い。
道中で購入した薪ですが、手持ちの斧や鉈では歯が立たず。いくらか強引に小割を確保し、残りは太いまま燃やすことに。一番太いものから燃やし始めます。
時折強い風が吹くのと、暖も取りたかったので風防を追加。それにしてもこの薪、繊維の密度が高いのか、なかなか燃えません。
薪と格闘しているうちに、一本目の酔いも抜けてしまったので、昼寝はせずに飲酒を再開。
アーリーチェックインのオプションを取らないと、チェックインは14時からになります。この頃から周りのテントが増え始める。
鶏、白菜、キノコでシチューを作る。写真を撮るために食材を並べたところで気づく。「また」牛乳を買い忘れた。
まあ、入れない方が味は好みなのですが。
鶏肉とキノコ類を炒め、焼き色が軽く付いたら鍋に入れる。
鍋が小さいので、白菜が全部入らない。白菜が煮えてかさが減る⇒白菜追加⇒かさが減る⇒白菜追加。
最後に水で分量調整し、ひと煮立ちさせてからルーを追加。
シチューが完成したので飲酒再開。
熾火が溜まってきたので、焚き火もあまり手がかからなくなってくる。
殻付きのバナメイエビが売っていなかったので、むきエビで代用。白菜の漬物も出して酒のつまみに。
エビの味付けは前回同様、ふー塩、にんにく、オリーブオイルです。
暗くなってきたので、各サイトぼちぼちとランタンが灯り始める。
火床が熾火で灼熱と化しているので、薪の太さはもはや関係ない様子。
太い薪を燃やし切ったので、熾火を中央に寄せて消火のフェーズへ。
シチューを再加熱して食パンを食べる。
ロースターを持っているのですが、忘れてきました。
タープ下で散らかっている物をテント内に収め、焚き火が消えたのを確認して就寝。
翌朝、まだ暗いうちに起きて昨晩のシチューを温めて朝食とする。
食べ終えたあたりでようやく日が出始めた。
テントは夜露で濡れているのだが、この段階では気づいていない。
内側の結露が全くなかったので油断していました。
明け方10℃まで下がったので肌寒い。昨晩残しておいた小割に着火を試みたが、なかなか燃え上がらず。
低温状態だとこの薪だけで着火するのは難しい。こういう時の為、少し針葉樹の薪も持っておくべきだろうか?
北千住のカルディで購入した最後のコーヒーを飲む。
次回からは、まだ大量に残っているドトールアソートパックに戻る。
7時を回ったので撤収作業にかかっているのだが、ご覧の通りの木陰で日が当たらず。
幕が夜露に濡れているのに気付くのが遅すぎたので乾かす時間が取れず、畳まずに防水バックに入れる羽目に。
撤収を完了後、受付でチェックアウトして帰路へ。
月夜野ICから関越自動車道~外環自動車道で帰宅。
月夜野近辺の道の駅など、寄りたいところも幾つかあったのだが、アーリーチェックインでは少々厳しい。
かといって、14時チェックインでは入りたい場所へ入れない可能性が高い(なかなか人気のキャンプ場なので)
ここまで遠いなら、往復高速道路利用も考慮するべきだろうか?
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