11月最初の三連休、土日を利用して花見ヶ原森林公園キャンプ場を訪問いたしました。
位置的には赤城山の東側斜面、標高1,200mにあり、天気予報は終日雨。
自宅周辺も出発時から小雨が降っており、車に荷物を積み込む時点からレインウェア上下をしっかり着込んで出発となりました。
群馬県内のキャンプ場で今まで通っていたところは伊勢崎より西にあるので、普段は国道16号~中山道と進むのですが、今回のキャンプ場は桐生市内になるのではじめて走るルートで足利方面に。
国道4号バイパスを北上し、国道354号~県道2号~県道20号~国道50号とナビに案内され、第一休憩地点のセブン-イレブン 足利50バイパス店に到着。
出発時は小雨だった雨も本降りに。朝食と小休憩を取り出発。
国道50号を西進し、桐生市に向かいます。
途中、国道122号と合流、そのまま直進し市街地を走行、とりせん 大間々店に到着。
こちらでお酒と食材を購入。同一敷地内のセキチューでCB缶3本と使い捨てカイロを購入して出発。
県道78号を北上、しばらくして国道122号に合流。大間々3丁目交差点を右折、わたらせ渓谷鉄道の踏切を渡り、高津戸渓谷駐車場に到着。車を止め、散策を開始します。(チェックイン14時なので時間的余裕がある)
写真は大間々神明宮。看板にある通り七五三参りが行われていたので、なるべく音を立てないようにお参りして次へ。左の小道を進みます。
左の小道を進むとすぐに稲荷様、天王様のお社があります。
渡良瀬川西岸の崖の上から。雨の為、水量は多いのか?
はねたき橋を渡って対岸に渡ります。(しかし、難しい字です)
はねたき橋から上流側。すぐそこにダムがある為、人工物多め。
はねたき橋から下流側。紅葉は少し色づいた程度か?素晴らしい景観ですが、これからもっと美しくなるのでしょう。
橋を渡り、左へ進むと高津戸ダムがあります。
近寄れるのはここまで。ダムの上まで道は続いていますが、関係者以外立ち入り禁止。
橋を渡った右手は、はねたき公園として整備されていますが、まだ木が茂っており川面も見えず、見所が無い。
季節が進んで冬に近づけば印象は変わると思います。
そのまま遊歩道を進みます。雨はだいぶ弱くなっていますが、通路は濡れた落ち葉が散乱して滑りやすくなっています。
河原に人影発見。足場が相当悪そうだが。
河原に降りる階段発見。この先に進むと分かりますが、遊歩道の中で唯一河原に降りられる場所です。
ただし、足場は相当悪いのでしっかりとした靴を履き、慎重に歩かなければケガをするでしょう。
ざっと探してみましたが、看板にあるようなポットホールは見つからず。三枚目などは人工物にも見えますし。
はねたき橋を見上げてみる。なかなかの迫力。
遊歩道に戻り、散策続行。
遊歩道は崖に沿って設けられているため、結構なアップダウンを階段で上り下りしなければならない。
途中、このような東屋も作られている。
高津戸橋が見えてきた。あの橋のふもとが遊歩道の終点となります。
一枚目、ゴリラ岩?Googleマップの口コミではスケルトン岩?ちょっとわからないです。
遊歩道はここまで。
駐車場に戻る途中にある伊勢ヶ縁弁天宮。お参りして駐車場に戻る。
昼を回っていたので、車内で道中購入したお稲荷さんを食べる。
時間調整の為、しばし休憩し出発。
休憩を終了し、国道122号を北上開始。
進むにつれ標高が徐々に上がっていき、霧でほとんど視界が効かなくなった。
下田沢交差点を左折した辺りから後ろの車に煽られ始める。
道路沿いには民家が点在し、まれに横断者もいる為、慎重に走行しているのだが執拗に車間を詰めてくる。
目的地の駐車場前に近づいたが、減速すると当てられると判断。しばらく進み退避場でやり過ごし、Uターン。
赤城豆腐すみれ屋さんに到着。
翌日の帰り道でも思いましたが、このあたりは命知らずが多い印象。
制限速度ギリギリで走っていると、すぐに煽られます。
気を取り直して、木綿豆腐半丁を二つとマイタケがんもを購入。
霧がすごいねと声をかけられたので、怖いです(いろんな意味で)と返したら笑われました(嫌な感じではなく)
霧で視界の効かない中、県道62号を北上。この道はアップダウンが激しく、下りはスピードが出てしまう。
キャンプ場の看板を目印に左折。ここから先はキャンプ場にだけ繋がっている細い道で路面も荒れていた。
退避場を使わなければすれ違いも出来ず、その退避場も落石が多数あり入れない箇所もある。
スピードを十分に落として走行、チェックイン時刻の10分前にキャンプ場駐車場に到着。
車内でしばらく待機。
キャンプ場のルールを聞き、宿泊料を支払ってチェックイン完了。
オートサイトを予約していたので、専用区画に車を入れる。
オートサイトはABCDの4区画に分かれており、区画ごと5組までに制限しているとのこと。
またこの日、Cは雨によって入れなくなっているサイトの救済用に確保しているとのことで、C以外を選択するように言われる。
とにかく隅っこに。入場ゲートから見て右奥の角が空いていたので、そこを選択。
設営開始。
設営中も雨が激しく降る。
レインウェアのフードもしっかり被り、無駄に身体を濡らすことなく設営完了。
気温が低かったこともあるが、ワークマンのイナレムは安くて性能も良い。
不快な蒸れもなく、普段と変わらず設営作業が出来た。
気温19.8℃。恐らく、これは正確ではない。しばらく眺めているとすぐに下がり始めたので。
一息つくため、一本開ける。この時点で15時を回っているので昼寝は無し。
こんな物を購入して持ってきました。上はマグネット式のカラビナ付きフック。下はゴールゼロチャージ用のカメラネジアダプター。
ゴールゼロにはGoal Zero LIGHTHOUSE micro FLASHとGoal Zero LIGHTHOUSE micro CHARGEが有り、現物を見るまでその違いを理解しておらず、Goal Zero LIGHTHOUSE micro CHARGEを購入していました。
この二つは底部の形状が大きく違うため、今まで使っていた偽物の付属品が使用不可に。
その為、CHARGE用の底部キャプを新たに購入した次第。
マグネットはこのように使用。(背後の崖にピントが合っていますが)
ループの無い場所にもLEDランタンを吊るすことが出来ます。
皆さん、雨の中設営作業中。
オートサイト以外はこのような感じ。よく整備されています。
但し、荷物の搬入時以外の車両進入は禁止されているので、サイト内に車をとどめることが出来ません。
トイレを済ませて、自分のサイトに戻ります。
暗くなる前に夕食の準備を始めます。まずはお米の浸水。
包丁も新調しました。今までダイソーの包丁を研ぎながら使用していましたが、肉を切るには心もとなく。
長さを確認して購入したので、キャプテンスタックの包丁ケースにちゃんと収まります。
今回の食材たち。焚き火は困難なので諦め、七輪で焼いていきます。
ブリの切り身に塩をまぶし、殻付きバナメイエビは最近のお気に入り、ふー塩・にんにく(チューブ)・オリーブオイルで味を付ける。鶏もも肉(唐揚げ用)はさらに小さく切り、串を打つ。
日が落ちて少し風が出始めました。気温も順調に降下中。炭を起こし始めます。
赤城豆腐すみれ屋さんで購入した木綿豆腐で味噌汁を作ります。半丁ですが、ずっしりと重く、普段食べている物とは明らかに違う。
スノーピークのクッカー小さすぎる問題。豆腐自体も少し膨らんだような?
味噌汁が完成したので飲み始める。炭火の火力がなかなか上がらず、待ちきれなくなって飯盒をガスバーナーに移動。
バナメイエビ投入。
ブリ投入。すき焼きのたれをボトルスプレーで吹き付けながら、照り焼き風を狙うが、あまり味は付かなかった。
ブリの切り身一切れを残し、焼き鳥を食べる。
残しておいたブリの切り身をおかずに、白米、豆腐の味噌汁で締め。
味噌汁は薄めに作ったので、豆腐の味がはっきりとわかり、とても美味しかった。
炭を消し、荷物整理して就寝。
翌朝。幕内温度7.7℃。雨は止んでいるが強い風が吹いている。
天気情報を確認すると、常時4mの風が吹き、時折10m程度の突風が混ざっている様子。
実際、一定間隔で山鳴りの音が聞こえ、その数秒後に突風が吹くという状態が続いていた。
屋外で火をたくのが困難なので、幕内で白米と味噌汁の再加熱を行う。
経験上、気温5℃を下回らなければCB缶でも着火できる(多少、ドロップダウンは起こる)
風が収まる様子が無いので幕内で朝食。ちょっと高めの納豆を購入。
食器を片付け幕外へ。天気は良いのだが強風が吹き続け、体感温度が全く上がらない。
車のグローブボックスから、指が出せる滑り止め付きの軍手を取出し装着。(冬場の運転時に使用している物)
幕内に戻りコーヒーを入れる。一息ついた後撤収開始。
時折吹き付ける突風で作業は難航したが、何とか乾燥撤収することが出来た。(バタバタしていたので写真は無し)
帰路はナビの候補に館林IC経由のルートが出たので、興味本位でそれを選択。
強風で荒れまくった(路面に落下物多数)山道を下り、一般道を1時間程度走り館林ICへ。東北道で浦和ICまで走り無事帰宅。
初日に終日雨ということが今までなかったので、貴重な体験が出来ました。
次回からは寝袋等、冬装備に切り替えて挑まないと。
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